8010GEKKOブランドを立ち上げた時点から今日まで、一貫して拘ってきた日本生産の現場に翳りが色濃くなって来ました。2008年9月のリーマン ブラザーズの破綻で始まった金融危機は世界同時の経済クライシスとなり、日を増すごとに加速し、先の見えない暗闇の方向に向かっている事は逃れられない現実であります。この最悪の状況は日本国内の自動車産業や家電産業のトップと言われる製造企業にも大変膨大なダメージを与えてしまいました。そんな中、我々の様な小規模でモノを作っている中小企業と言われる製造業は大きなダメージどころか瀕死の重傷レベルが現状です。更に言えば、かなり長い間生産事業の海外流出は既にボデイ—ブロー化しており、もはやダウン寸前の状態である背景があって、“その上”の話であります。
日本の経済成長に伴い発展してきた産業の中に、国際競争力を備えた高いレベルの素晴らしい技術と、古来より伝わる大変貴重な技術を合わせ持ち、大地をしっかりと踏ん張り貫き通している職人の方々がいらっしゃいます。今後、海外依存の生産体制の継続は、劇的に変化してきた為替レートの問題と、不安定に変わりつつある貿易バランスを考えてみますと、様々な厳しい問題が噴出してくる事は言うまでもありません。そこで、今こそこれから国内生産について、真剣に考え直す必要があります。現在、日本の生産現場の状況は困窮の極みであり、更に技術の継承についても数多くの問題を抱えているのが実情であります。まだまだ小規模な会社の8010GEKKOですが、設立以前から今日まで長期に渡り、沢山の職人の方々と共に、多くの商品の研究と開発を続けてまいりました。これからも職人の皆様と共に力を合わせ、この“難局”に立ち向かい、切磋琢磨しながら次の世代に繋がる素晴らしい商品開発に邁進致したくこのたび、『GEKKO匠会』の発足に至りました。
8010GEKKOの手がけるプロダクトはネットに出品しているモノ以外にも、衣料全般は元より・宝飾品・革小物・陶器・食品・自転車・モーターサイクルに至まで、8010GEKKO独自のファインダーを通した商品は、妥協のない至高のレベルだと確信しております。我々はこの『匠会』を一人では小さな規模の存在ではあるが、腕に覚えのある職人の皆様が力を合わせ、押し寄せる荒波を凌いで行ける組合となり、存在感を高めて世界に通用する技術集団として、開発と育成と商売に取り組んで行きたいと思っております。古来から言われている『備えあれば、憂い無し』の心境の如く。
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